インサイドヘッド2の感想!ネタバレ・口コミや評価は?シンパイとヨロコビが対立!

上映開始早々にインサイドヘッド2を劇場で見てきましたので、その面白さをご紹介します。

会場は、夜時間の吹き替え版に行ったのですが、大人の方も結構多くいのが印象的でした。

子ども連れのファミリーよりも、大人カップルが多かったですね。

『インサイド・ヘッド2』特別イラストポストカード

上映特典のイラストポストカードを入手できました。

左側が表、右側が裏になります。

インサイドヘッド2口コミ

インサイトヘッド2のポジティブな口コミや評価は?

シンパイが暴走してしまって、ライリーの心拍数があがり、過呼吸気味になってしまった。

その時は、とてもハラハラしたけど、司令部にいるみんな、よろこび、かなしみ、不安、いかりや、みんながライリーのことを想って、行動を起こしているところが、他人を思いやることにつながると思い感動しました。

 

インサイトヘッド2のネガティブな口コミや評価は?

ネガティブな口コミその①

前回の作品と比較して、物語の本質や結論があまり変わっていないという評価があります。一部の観客は、新しい要素が少ないと感じいるという意見もあります。

ネガティブな口コミその②

複雑な感情や心理描写が多いのと、場所的、空間的説明があまりないので、幼稚園児には、やや理解が難しいのでは、という意見もあります。展開が早すぎるので、幼児は理解しづらい内容だと感じる保護者もいます。

ネガティブな口コミその③

一部の観客にとっては、特定のシーンが心に刺さりすぎて、再視聴が難しいと感じています。特に、恥ずかしさや後悔といった感情を扱うシーンが強烈すぎるという意見があります。

ネガティブな口コミその④

  1. 大人の頭の中の感情キャラクターの数が、論理的に矛盾しているという指摘もあります。前作では大人も5つの感情だったのに、続編では増えているという設定の不整合を指摘する声もあります。

インサイドヘッド2の感想は?

主人公の少女ライリーが、高校入学を迎えた、思春期の時期に設定されています。

日本でいう中学3年生だと思います。そこで、今までライリーの中で、5つの感情キャラクター(ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ)が彼女の幸せな生活のために日々奮闘しています。

そして、いよいよ、今回の作品からは、思春期を迎えた新たな感情のキャラクターが入ってきます。

ある日、ライリーの頭の中で謎の警報が鳴り響き、司令部が壊れるという事態が発生します。

その混乱の中、”シンパイ”という名の新しい感情キャラクターが突如として現れます。シンパイの登場により、ライリーの頭の中で騒動が巻き起こります。

この騒動を通じて、ライリーは思春期特有の感情の変化や成長の過程を経験していきます。物語は、ライリーが新たな感情と向き合い、自己理解を深めていく過程を描いています。

同時に、既存の5つの感情キャラクターも、新しい状況に適応しようと奮闘する様子が描かれます。映画は、思春期の複雑な感情や成長の過程を、ユーモアを交えながらも深く描写しています。

最終的に、ライリーが自分の感情をより深く理解し、成長していく姿が描かれます。

ママ
ママ

インサイドヘッド2を見た感想として、大人になると、ヨロコビや楽しみといったわくわくした感情が抑えらえていき、そして、シンパイやはずかしという感情が増えて、思い切った行動ができなくなると感じました。。

小4まみ
小4まみ

私にはまだ、シンパイとかハズカシイとか、あまり思わないよ。なんかね、どんどん楽しいことやっていこーて感じだよ~。

インサイドヘッド2が面白いと言われる理由(シーン)は?

インサイド・ヘッド2が面白いと評価される主な理由やシーンには、こんな理由があります。

新しい感情キャラクターの登場

「シンパイ」をはじめとする新しい感情キャラクターが加わり、より複雑な感情表現が可能になりました。特にシンパイのコミカルな行動や、他の感情との掛け合いが面白いと評価されています。

思春期特有の感情描写

主人公ライリーの思春期特有の感情変化を、ユーモアを交えながらも深く描写しています。多くの観客が自身の経験と重ね合わせて共感できる点が評価されています。

感情世界の拡大

前作よりも感情世界が拡大し、より多様で複雑な設定が描かれています。例えば、「思春期の島」や「アイデアの泉」など、新しい概念が導入され、物語に深みを与えています。

ユーモアのある演出

アメリカの教育番組や日本のゲームを彷彿とさせるキャラクターなど、ユーモアのある演出が随所に見られます。これらのパロディ的な要素が、大人の観客にも楽しめる要因となっています。

感情キャラクターの成長

前作からの感情キャラクターたちも、新しい状況に適応しようと奮闘する様子が描かれており、キャラクターの成長を感じられる点が評価されています。

自分を理解するという映画のテーマ

「自分らしさ」や「自己理解」といったテーマを、感情キャラクターたちの相互作用を通じて深く掘り下げている点が、多くの観客の心に響いています。

これらの様々要素が組み合わさり、単なる「あるある」ネタで終わらない深みのある作品として評価されています。

ママ
ママ

思春期真っただ中の親御さんはぜひ、劇場で見て欲しいと思います。

もやもやした中2娘と観に行ってきたら、とてもすっきりしたと言って笑ってましたので、思春期の感情の整理ができてなんじゃないかと思いました!

 

インサイトヘッド2の名シーンや名セリフは?

シンパイ

ライリーの将来をとても心配して、いろんな可能性を考えて、対策やアイデァを考えることができる頭脳派です。

しかし、必要以上に心配して準備をしてしまうところもあり、感情のボタンを押しすぎて、あたふたして、大暴走を巻き起こしてしまう張本人です!

今回のインサイトヘッド2の主役だといえます。

イイナー

小さな身体と大きな瞳が特徴的なイイナー。いつでも周りの誰をイイナーという眼差してみています。例えば、ライリーの憧れのアイスホッケーの高校生の前髪が赤いのを見て、イイナー!【】イイナー!という感情を表してくれます。

イイナーはムカムカの前髪を見て、「イイナー!」を目が輝かせるシーンも面白いです。

ダリィ

思春期にあるあるの感情の、ダリィです。いつでも、退屈と無気力で、片時もスマホを手放せないダリィ。いつもソファーに寝転がっていて、立っている姿を見るのも稀です。

ハズカシ

いつも、モジモジしていて、恥ずかしさが頂点に達するとフードで顔を隠して、後ろを向いてしまうハズカシ。

ヨロコビと初対面のとき、ハイタッチをした時に恥ずかしくなってフードに隠れて縮こまってしまいます。ハイタッチした手は、汗でびしょびしょだったんだって。

でも、ハズカシは今回インサイトヘッド2では、とても大事な役割をすることになります。

ナツカシ

ナツカシはおばあちゃんの姿をしています。

みんなからは、「主人公ライリーが結婚するくらいの時に登場して」と言われて、部屋に戻るように促されていました。

インサイドヘッド2では、2回ほどナツカシの登場シーンをみることができますので、お見逃しなくです。

ポーチー

「僕ポーチ!」と言って登場してくる黄色いウエストポーチのキャラです。

ドラえもんの四次元ポケットのような感じで、便利な装置などは入ってないけど、工夫すれば役立つものが入っている予感がする。

これは、ライリーが幼い頃に好きだったアニメのキャラクターなので、感情を表すキャラとは全く別です。

便利なものをいっぱいもってるよーと自慢げに、話すポーチだけど、中から出てくるのは、アヒルの子と、カエルやトマトとか、役に立たなそうなものが入っている。

司令部を新しい感情たちが乗っ取ってしまい、カナシミが何とか、ライリーを救おうと戻ってきたシーンがありました。そこで、ハズカシがカナシミを見つけるのですが、隠れて戻ってきたカナシミをそのまま、見なかった振りをして、ライリーを助けることに力を貸してくれます。

ハズカシはただの恥ずかしがりではなく、優しさも備えている素敵なキャラであることが分かります。そのシーンはぜひ、劇場で確認してきてくださいね。

ランス・スラッシュブレード

ライリーが大好きなゲームの二次元キャラクターです。紫色の長い髪んじキザなセリフを放ち、すごく大きな刀を抱えるランスの一見強そうな見た目です。しかし、必殺技がごろごろ転がるだけという、何とも、びっくり笑えるキャラクターです。

 

 

 

 

ママ
ママ

人の感情を擬人化させて、それらにユーモアたっぷりのキャラクターにして、それぞれの感情全てがライリーを作り上げているというストーリーがとても感動したわ。

インサイトヘッド2のおすすめ度は?その理由は?

インサイド・ヘッド2は、多くの観客から高く評価されており、おすすめ度は非常に高いと言えます。

深い感情描写
思春期特有の複雑な感情変化を、新しい感情キャラクターの追加によって巧みに表現しています。特に「シンパイ」の登場が物語に深みを与えています。

成長のテーマ
主人公ライリーの成長過程が、感情キャラクターたちの変化を通じて象徴的に描かれており、多くの観客が共感できる内容となっています。

ユーモアと感動のバランス
コミカルな場面と心に響く感動的なシーンのバランスが絶妙で、幅広い年齢層が楽しめる作品となっています。

視覚的な表現
「感情の泉」や「思春期の島」など、抽象的な概念を視覚的に表現する手法が秀逸で、観客の理解を助けています。

キャラクターの魅力
新旧の感情キャラクターたちの個性が際立っており、それぞれの掛け合いが面白いと評価されています。

普遍的なテーマ
「自分らしさ」や「自己理解」といった普遍的なテーマを、独創的な方法で描いている点が高く評価されています。

一方で、一部の観客にとっては内容が重すぎたり、特定のシーンが心に刺さりすぎて再視聴が難しいと感じる場合もあるようです。しかし、全体としては非常に質の高い作品として評価されており、多くの人におすすめできる映画だと言えます!

それと、今回の見どころは、「特別な思い出」が、「ホッケーの島」「おふざけの島」「友情の島」「正直の島」そして「家族の島」がでてきます。
これらが、ライリーの性格を作り上げているってわけです。
つまり、アイスホッケーと友達と家族が大好きな陽気で正直な少女というライリーの性格を作り上げている。
なかでも、フライドポテトの森や、クッションだらけの島も、とても夢があってファンタジーを感じました。
少女らしい可愛いらしい島がとても、幸せな気持ちになれますよ。

インサイトヘッド2が世間に伝えたい本当のメッセージとは?

大人になるにつれて、新たな感情が4つ増えて、合計で9つなりました。

ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビり、カナシミ、と今回増えた、シンパイ、ダリィ、イイナ、ハズカシです。

ヨロコビは、ライリーに楽しいことや嬉しい思い出だけを残して、悲しい思い出が詰まった玉は全て遠くへ飛ばしてしまってました。

が、確かに楽しい思い出だけで生きていければ、素晴らしいことです、成長するにつれて、悲しいことや悔しいことや失敗も忘れずに大切な経験として、成長した方が良いですよね。

だから、どんな感情もとても大切で、それらが一人の個性を作り上げているってことが理解できました。

でも、やっぱり、正直や優しさという大事な部分は忘れないで、それ以外の感情とも上手く付き合っていくとがとても大切だというメッセージを感じました。

シンパイだけでライリーを作り上げるのも無理だし、ヨロコビだけでライリーを支配するのも無理というか、いけないってことですね。

でもね、シンパイと不安で、ライリーが過呼吸気味になったときに、ライリーが冷静さを取り戻すために、ヨロコビの感情を引き戻しました。

やっぱり、シンパイばっかりだと不安で押しつぶされるし、結局はヨロコビが1番良いっていうことも分かりました。

インサイトヘッド2のエンディングテーマ曲はセカオワ?

ということで、インサイトヘッド2のエンディングテーマ曲は、とても今回のテーマにぴったりでしたね。

この曲『プレゼント』という曲の歌詞を読んでみてくださいね。

私には、この部分がとても、感動しました。

人生は難解解決プログラムなのかとおもったら、プレゼントみたいなもの。

だから、楽しみながら、生きていけばいいよ

そんな歌詞から、とても幸せな気持ちで、このインサイトヘッド2を観ることができました。

セカオワの「プレゼント」という曲には、こんな意味もあります。

人を知ることの大切さ
「知らない」ということを「嫌い」と同義に捉えがちだが、それは間違いだという気づきが歌われています。人を知ろうとせずに判断することの危険性を指摘しています。

偏見や先入観の克服
外見や一面だけで人を判断するのではなく、相手のことをよく知ろうとすることの重要性が表現されています。

自己受容と他者理解
「これが私だから」と自分を受け入れることで、自分を責める気持ちが楽になるという気づきが含まれています。

優しさと思いやり
他者を理解しようとする姿勢や、お互いを大切にする気持ちが歌詞全体を通して表現されています。

成長と変化
人は変わることができ、お互いを理解し合うことで関係性も変化していくという希望的なメッセージが込められています。

人生への前向きな姿勢
日々の生活の中で感じる小さな幸せや、人とのつながりの大切さを「プレゼント」として捉える視点が示されています。

この曲は、人間関係や自己理解、他者理解について深く考えさせる内容となっており、特に「インサイド・ヘッド2」の世界観やテーマとも非常に親和性が高いことから、映画のエンドソングとして選ばれたのだと考えられます。

最後に、インサイトヘッド2のエンドロールが全て終わったあとに、続きがあります。

重い扉には、真っ黒いゴリラのような生き物がいます。それは、ライリーが忘れたい思い出という感情です。

そこで、黒い生き物はライリーが秘密にしていたいことをしゃべてしまいます。

『ラグマットを焦がしてしまい、穴を開けてしまったこと』と、ライリーのヒミツをヨロコビに話してしまいます。

そしいたら、ヨロコビは

『なーんだ、プールでお漏らししちゃったことかと思ったわー』

と、またライリーが秘密にしていたいことがバレてしまうという、オチがありました。