2024年夏公開の映画『化け猫あんずちゃん』の面白かったシーンをちょっとだけネタバレを交えて紹介しています。
そんなに詳しくネタバレしてないので、化け猫あんずちゃんの予備知識をして、最後まで読んでください。
化け猫あんずちゃんのあらすじやネタバレ!主人公の紹介!
『化け猫あんずちゃん』の主要キャラクターを以下に紹介します
1.化け猫あんずちゃん
雷がなる激しい雨の日、堤防をバイクで通りかかった和尚さんが、堤防の草むらの段ボールの中で、みゃーみゃー泣いてる子猫を発見する。和尚さんは震えながら鳴く子猫を両手のひらに乗せる。その子猫があんずちゃん。
それはそれはあんずちゃんは家族の一員として大切に育てられた。おかしなことに、あんずちゃんはいつまで経っても死ななかった。10年、20年経ってもあんずちゃんは元気なまま。
30年を過ぎたころに、どうしたのか、あんずちゃんは化け猫になってた。
- 37歳の化け猫(漫画版では32歳)
- 寺に住んでいる
- 見た目は可愛い猫だが、中身はおっさん
- 無免許で原付を乗り回し、パチンコが好き
- 按摩が上手で、時々人助けをする
- 猫らしい気まぐれで大雑把な性格。
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かりんちゃん
- 母親を亡くし、借金まみれの父親に田舎の寺に預けられた少女
- あんずちゃんと出会い、冒険を共にする
- 哲也の娘
- 天邪鬼で、困った子
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おしょーさん
- 寺の住職
- 無欲で恬淡とした性格
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よっちゃん
あんずちゃんの友人で、スーパーでやっと雇ってもらえると喜んでいたのに、貧乏神に憑りつかれてしまい、また失業してしまう。とても、良い人、独身男性。顔と体が大きくて印象的。
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ピーピーちゃん
- 山であんずちゃんに拾われた、ウズラのような外見の生き物。四匹存在する。急成長した為に超自然的な存在を疑われ、山に還した際に、カエルの指摘で森の精霊と判明する。
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きのこのおっさん
- 妖怪の一体
- 演じるのは古澤裕介
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カエルちゃん
- 趣味で穴を掘っている妖怪
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ツマミを食べる妖怪
- きのこのおっさんと共に寺を訪れる
- グレードダウンしたツマミに愚痴をこぼす
9.マッサージを受ける弦巻さんご夫妻
あんずちゃんのマッサージ(按摩)を楽しみにしているご夫婦
10.哲也
和尚さんの息子。かりんちゃんの父親。借金ばかりして、和尚さんの家に帰ってきたのは、20年ぶり。
和尚さんに「出ていけー!」とこられて、かんりちゃんを置いて、借金返済のために、自宅に戻る。
11.貧乏神
化け猫あんずちゃんの親友のよっちゃんに憑りつき、よっちゃんは失業させる。
化け猫あんずちゃんと勝負を繰り広げる。
劇場アニメでは地獄への道を案内してくれる良い存在。
これらのキャラクターが、ゆるやかな日常や冒険を織りなし、心温まるストーリーを展開していきます。各キャラクターの個性的な性格や行動が、作品の魅力の一つとなっています。
化け猫あんずちゃんのあらすじやネタバレ!ストーリーの設定!
南伊豆・池照町の一角にある草成寺で飼われていた猫が化け猫あんずちゃん。
化け猫あんずちゃんのあらすじやネタバレ!出来事や事件!
事件①化け猫あんずちゃんがノーヘル、免許無しでバイクを運転し警察に捕まる
化け猫あんずちゃんはいつもバイクで行動している。ある日、按摩をしてお寺に帰る時に爽快にバイクを飛ばしてるとき、パトカーがやってきて、化け猫あんずちゃんが運転するバイクを停めた。
免許を見せてと言われるが、化け猫あんずちゃんは免許を持っておらず、警察は、あんずちゃんに「免許を取ってから運転しなさい」と言い、パトカーの中にあんずちゃんを乗せました。
事件②哲也がかりんちゃんの連れて成草寺に帰ってくる
和尚さんの息子である哲也が、20年ぶりにお寺に戻ってきた。和尚さんは初め、その男性が息子の哲也かどうかわからずに、静止します。
隣には小学生の少女かりんちゃんがいるし、和尚さんもびっくりします。
哲也は和尚さんに、「金を貸してくれ」と言い、和尚さんは顔を真っ赤にして哲也に出ていけー!と怒鳴り、机の上の麦茶を哲也の顔にかけた!
和尚さんの気持ちもよくわかる場面だった。そして、哲也はお寺を出ていき、借金返済のために戻った。
事件③かりんちゃんが行方不明に!
一人お寺に残されたかりんちゃん。
亡くなったお母さんの命日にお墓参りに行くと哲也と約束してたのに、哲也やお寺に戻ってこない。
そこで、かりんちゃんは、一人で戻ることにして、その道中に行方不明になってしまう。
でも、カエルさんが偶然、穴に落ちたかりんちゃんを見つけて無事にお寺に戻れた。
化け猫あんずちゃんのあらすじやネタバレ!対立や問題発生!
対立①よっちゃんに憑りつく貧乏神と勝負!
化け猫あんずちゃんの親友のよっちゃんに貧乏神が憑りついていることを知った化け猫あんずちゃんは、どっちが長いか?勝負を貧乏神に挑む。
負けたら、よっちゃんに憑りつくのを止めるように言い、結局、化け猫あんずちゃんが勝負に勝つ。
そこで、貧乏神はどこかへ行き、一件落着。
対立②かりんちゃんに憑りつく貧乏神と勝負!
今度は、かりんちゃんに貧乏神が憑りついてしまう。
それに気づいた化け猫あんずちゃんは、また、その辺にある雑草を2本採ってきて、「どっちが長いか」勝負を挑む。
負けたら、憑りつくのを止めるという賭けするが、結局また、化け猫あんずちゃんが勝ち、かりんちゃんが貧乏神に向か会って「あんた、神様なら、私のお母さんに合わせて」と言って、貧乏神は地獄への入り口を、かりんちゃんと化け猫あんずちゃんに案内をする。
化け猫あんずちゃんのあらすじやネタバレ!結末やエンディング!
結末①かりんちゃんのお母さんが地獄に戻る!
地獄で働いていたかりんちゃんのお母さんとかりんちゃんがついに感動の再開を果たす。
そこで、鬼に見つかってしまい、地獄とこの世を結ぶとトイレのから、かりんちゃんとお母さんと化け猫あんずちゃんが出てきていまう。
亡くなった人がこの世に来てはいけないので、エンマ大王と強力な鬼たちも追いかけて、この世にやってきてしまい、大騒動になる。
しかし、最後は、かりんちゃんのお母さんが、「私が地獄に戻りますから、この子たちはもう許してあげて」と、エンマ大王に言い放ち、それをエンマ大王も承諾し、この世で起きた大騒動が収束する。
結末①エンディング
借金を何とか返済できて、死ぬかと思ったと言いながら再会した哲也とともにかりんちゃんは生活するのかと思いきや、かりんちゃんは、哲也が乗っている電車には乗らずに、化け猫あんずちゃんがいるお寺に走って戻るシーンで感動のエンディングを迎える。
化け猫あんずちゃんのあらすじやネタバレ!言いたいこと!
『化け猫あんずちゃん』の映画が伝えたいメッセージは、こんなことだと思いました。
- 人と人とのつながりの大切さ:
あんずちゃんとかりんちゃんの交流を通じて、年齢や種族を超えた友情や絆の重要性を描いています。 - 成長と自立:
かりんちゃんの成長物語を通じて、困難に直面しながらも自立していく過程を描いています。 - 思いやりと助け合い:
あんずちゃんが人助けをする場面や、周囲の人々との交流を通じて、思いやりと助け合いの精神を表現しています。 - 日常の中にある小さな幸せ:
ゆるやかな日常の描写を通じて、日々の生活の中にある小さな喜びや幸せを見つける大切さを伝えています。 - 多様性の受容:
人間と化け猫、そして様々な妖怪たちが共存する世界観を通じて、多様性を受け入れることの重要性を示唆しています。 - 人生の楽しみ方:
あんずちゃんの自由奔放な生き方を通じて、人生を楽しむことの大切さを伝えています。
これらのメッセージは、ユーモアと心温まるストーリーを通じて、観客に優しく伝えられています。
映画は、人生の様々な側面を軽やかに、しかし深く描くことで、観る人に生きる喜びや人とのつながりの大切さを感じさせる作品となっています。
ぜひ、劇場に足を運んで、化け猫あんずちゃんのコミカルな世界に浸ってみてくださいね。